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第350号 令和8年7月号 食中毒にご用心!
7月になり本格的な梅雨に入りましたね。この時期は湿度が高く、気温も上がり細菌が増えやすいため、腹痛や下痢、嘔吐など食中毒が疑われ、消化器科を受診する患者さんが増えます。うちの患者さんでもこの時期、定期受診の際に、「動悸よりもおなかを壊して消化器を受診した」とおっしゃる方が増えます。 高齢になると、食中毒をきっかけに脱水を起こし腎臓の働きが悪くなったり、心臓に負担がかかって心不全を起こして受診することにもなります。中には入院が必要になる方もおられます。 皆さんは作った料理を長時間食卓に置いていたり、昨日の料理を「もったいない」と食べてしまったり、冷蔵庫に入れているから安心と思ってしまったり、まな板や包丁を水洗いだけで済ませていることがありませんか? 細菌は見えません。においもしません。味も変わりません。「大丈夫そう」と思うことが一番危険なのです。 食中毒を予防するには ・作った料理は早めに冷蔵庫へ ・温め直す時は中心までしっかり加熱 ・迷ったら捨てる勇気を 食べ物は買い直せても健康は買い直せません。今年の夏は、「もったいない」より「身体が大切
7月7日読了時間: 1分
第349号 令和8年6月 ~梅雨の時期の「かくれ熱中症」~
先日、梅雨に入る前にとスタッフみんなでクリニックの大掃除をしました。曇り空のムシムシする午後です。そよ風がかすかに吹いています。窓を開けてエアコンをかけながらみんなで取り組みました。小一時間して、「汗もそんなにはかいてはいないけれどそうだ皆さんにもお伝えするように、水を飲まなくちゃ!」とペットボトルを口にしたらあっという間にボトル半分飲んでしまいました。あのままだったら脱水になっていたかも?と思いました。 「熱中症は真夏のもの」と思っていませんか? 実は、梅雨の時期にも熱中症は起こります。特に高齢者は、 のどの渇きを感じにくい・汗をかきにくい・暑さを我慢しやすいため、知らないうちに熱中症になってしまうことがあります。人の体は、汗が蒸発するときに熱を逃がしています。しかし湿気が多いと、・汗が乾かない・体の熱が逃げにくい・体に熱がこもるため、気づかないうちに熱中症になってしまいます。なんとなくだるい・食欲がない・少しふらつく・足がつる・ボーッとする・微熱っぽい,などの症状は熱中症の始まりかもしれません。 3つの予防 ① 朝起きたらまず水分、のどが渇く
7月7日読了時間: 2分
第348号 令和8年5月 実は家庭血圧こそが大切なのです。
皆さんは、自宅で血圧(家庭血圧)を測っていますか? 血圧は診察室だけでは本当の血圧の値がわかりません。クリニックで正常でも家では高い(隠れ高血圧)、逆にクリニックだけ高くなる(白衣高血圧)ということはありませんか? 自宅で血圧測定をして受診してくだされば、私があなたの日々の血圧を知ることができます。つまり、診察室だけでなくあなたの生活での血圧を、わたしが把握することができるのです。 みなさんの家庭血圧の値から、1)脳卒中や心筋梗塞の危険度 2)処方された薬の効き具合 3)朝、起床時の危険な血圧上昇 などに、わたしが気づくことができます。さらに実は、家庭で血圧を測る人ほど、血圧が下がることも報告されているのです。なぜなら自分で血圧を測ることでみなさんの治療への姿勢が変わり、それが血圧の安定へとつながるのだと思います。 血圧測定を続けるコツをいくつか紹介します。 測定は、朝だけでもOK、1日1回でもOK、毎日でなくてもOKです。測定をやめないことが一番大切です。血圧の値をもとに、軽い運動、減塩、を習慣にしていきましょう!
7月7日読了時間: 1分
第348回 令和8年4月号 春です。身体を動かしましょう
寒暖差が激しい3月から、桜の花咲く4月がやってきました。ずいぶん暖かくなってきましたね。皆さんは、私が診察室でいつも言っているように「あたたかくなって身体を動かしましょう」を実践していますか?実は、私は去年の3月にまさかの転倒をして、鎖骨骨折を経験しました。その時、自分がまさか転ぶとは!!と思いました。バランスを簡単に崩したのは、年をとったのに運動不足のためなのだと痛感しました。つくづく、元気な時にちょっとでも運動しておけば良かった!と後悔しました。 寒い冬が終わり暑い夏が来るまでの心地よい時期は決して長くありません。暑い夏がまたやってくる前に、今、運動している人もまたこれから運動しようと思っている人も、なにかしら身体を動かしてみてはいかがでしょうか?そしてぜひ、受診時にスタッフや私に教えてください。 お知らせ 1)5月1日より、クリニックの玄関の開門時間が変わります。朝は8時45分に表の玄関を開けます。もしバスなどの交通手段をご利用の方はどうぞご注意ください。 2)現在、診療は完全予約制で行っております。予約変更の電話は 090-8416-58
7月7日読了時間: 1分
第347回 令和8年3月 今年の花粉症対策
3月になり、暖かくて風の強い日が増えてきました。そろそろ花粉症の症状を訴え受診する患者さんが多くなってきています。今年は、花粉の飛来が例年に比べて多いと言われています。そのせいか、診察室で、「目がかゆい」と訴える方が今年は多いように感じます。2番目に「水のような鼻水が多量にでている」という患者さんも多いです。環境の変化で言えば、年々寒暖差が大きくなり、雨が少なく乾燥し、黄砂の飛来が多いことなどが影響しているようです。一方で、コロナに始まりインフルエンザなどの感染により、その感染後に粘膜過敏になり、加齢とともに涙の量が減り、鼻の中が乾きやすくなること、寒暖差による体温調整が苦手になり、自律神経が乱れやすいなどの症状が強くなることが理由として考えられます。 対策は、①顔、首、鼻を温める。(冷たい空気を吸うと鼻の血管が反応して水分が大量に出ます。)➁マスクを着用する。(吸う空気が暖かくなると鼻水が減り目の刺激も減ります。)③適度に水分をとる。(鼻水で水分はとられます。目のかゆみも乾きが原因です。)④おふろは花粉症の改善に効果あり。(湯気で鼻が通り、眼が
3月10日読了時間: 1分
第346号 令和8年2月 火曜日午後の訪問診療について
火曜日の午後の訪問診療を始めて2年がたちました。現在までに82歳から103歳までの年代の方々の訪問診療を行っています。循環器疾患の患者さんには必要なときに、「ポータブル心電図」や「ポータブル心エコー」を持参し、クリニックでの検査が少しでも可能な体制をとっています。このように、クリニックへ来院するのが難しくなった患者さんの自宅を訪問し診療を行っています。クリニックでの診療とは異なり、家庭での様子が拝見でき、診察室ではできなかった家族へのフォローもできるようになりました。 訪問診療を始めたことを知ったある患者さんが、「それなら県外の息子のところへ行かなくてもすむ」と言ってもらった時は、訪問診療をやることにして良かった!と思いました。それでも自宅に住めなくなって施設に入る方もおられます。その時は、その施設が可能であれば、うちの患者さんだけを訪問診療させてもらっています。 患者さんとそのご家族が望まれる限り、「主治医と患者さんとのつながり」を、スタッフとともに大切にしていきたいと思っています。 クリニックへの受診がだんだんしんどくなってきたなと感じておら
3月10日読了時間: 1分
第345号 令和8年1月 「チームエフォート」で取り組みます
明けましておめでとうございます。 今年は、近くの楠港まで行き、海から昇る初日の出を拝むことができました。海に光の道がつながっていて、冷たい空気に心が洗われるようでした。 私は、今年は6度目の年男です。 年を重ねるにつれ、診察室では大先輩の患者さんに「まだまだ若いわね」と言われながらも、70歳を超えてからは、「体の調子が以前と違う」「思うように動けなくなってきた」と感じることが増えてきました。しかし、これは自然の事だなあと改めて思います。今日という1日を迎えられたこと、それ自体がとても大切な事なのだと改めて考えた年初でした。 健康とは「病気が全くないこと」ではなく、不安な時に相談ができる事、体調の変化に早く気付ける事、そして安心して毎日を送れる事が大切と考えます。だからこそ、うちのクリニックは患者さんに「何かあったら相談できる場所」「ここにくると少し気持ちが落ち着く場所」でありたいと思っています。受付で、処置室で、そして診察室で、皆さんの色々なことを少しだけお聞かせください。 今年も患者さんが安心して過ごせるよう、スタッフ一同協力して診療に
1月13日読了時間: 1分
第344号 令和7年12月寒い冬の過ごし方~早朝高血圧について
このところ急に寒くなり、診察室で「朝の血圧が高い」とおっしゃる方が増えてきました。体温が下がると血管が収縮し血圧が上がります。血圧が高くなると特に朝の6時から10時の間に脳卒中や心不全が起こりやすくなります。そのため、朝の起きがけに注意が必要です。 1) 起床時はすぐに動かず、時間をかけてゆっくり動き出しましょう。 まずは布団の中で手足をゆっくり動かしましょう。 急に立ち上がらず深呼吸してから動き出しましょう。 トイレはすぐに行かず、少し体を温めてから行きましょう。 2) 部屋は少し暖かくしてから動き始めましょう。 タイマーやリモコンなどを利用して朝起きる30分前に暖房をつけましょう。 トイレや洗面所も暖めましょう。 首や足もと手首を冷やさないを心がけましょう。 なお、早朝に何か普段と違うなと思ったときは、受診時に、スタッフや私に伝えてください。何気ない変化でも、それが何かの前駆症状になることもあります。一方で気にしすぎる場合もありますから、まずは伝えることから始めてみてください。症状がなくても血圧手帳でわかる
1月13日読了時間: 2分
第343号 令和7年11月インフルエンザにかからないために
今年はいつまでも暑い日が続いていましたが、ようやく涼しくなったと思ったら、急に朝晩の冷え込みが強くなりました。インフルエンザ感染症が今年は全国的に早いうちから増えており、注意が必要です。インフルエンザは、普通の風邪とは違って、高い熱・強い倦怠感・咳が長く続くことが多く、高齢の方では肺炎や心不全の悪化につながることもあります。 また、それらの症状は、依然としてコロナ感染症の可能性もあります。重症化しないために早く気づくことが大切です。以下の点に注意しましょう。 1) ワクチンを受けましょう。特に高齢の方は、予防接種は重症化を防ぐ一番の方法です。 2)手洗い・うがいをこまめに。外出から帰ったら、まず手洗いとうがいをしましょう。 3) マスクを上手に使いましょう。ウイルスをもらわないためにも人の多い場所、病院、電車などでは必ずマスクをつけましょう。 4) 部屋の湿度と温度に注意しましょう。乾燥するとウイルスが元気になります。加湿器や濡れタオルを使って、湿度を保ちましょう。 5)長引く風邪は万病のもと。症状がでたら早めに受診しましょう。早期の治療で重症
1月13日読了時間: 2分
第342号 令和7年10月 健康教室を開催しました
先日、「第24回渡部内科循環器科クリニック健康教室」を開催しました。109名もの患者さんにご参加いただき有り難うございました! 前半は、「知っていれば怖くない、心不全」と題して鶴見病院副院長の財前先生にご講演いただきました。心不全について、「いつも受診の時いつも言われていることがよくわかった」「普段から自己管理しなくてはいけないと思った」という声を頂きました。財前先生も今心不全の患者さんは徐々に増えている実感がある、とおっしゃっていました。講演をベースに、スタッフが心不全にならないための普段から注意する「9つの生活習慣のポイント」を提示しました。後半では、「らくらく体操」と題して、みんなでマツケンサンバに乗せて体操をしました。誰もが楽しく無理せずできる体操を実施しました。「笑顔になれた」「とても楽しかった!」「先生のマツケンにおどろいた!」という声を頂きました。 ちまたでは健康に関する情報はあふれています。あちこちで講演も実施しています。その中で1年に1度、かかりつけの患者さんと元気でお会いできるよう、「ためになって楽しい独自の健康教室」を、今後
1月13日読了時間: 2分
第340号 令和7年9月 第24回健康教室のお知らせ
9月に入ってもまだまだ残暑が続く日々ですが、来月は 当クリニックの健康教室を今年も開催します。 今年は好評だった一昨年に続き、心不全を取り上げます。 今回は、厚生連鶴見病院副院長の財前博文先生にご講演をお願いしました。先生は大分県心不全包括ケアカンファレンス副会長でもありま...
2025年9月1日読了時間: 1分
第339号 令和7年8月 暑さと水と心疾患
今年は早くから猛暑が続いています。暑い夏に注意が必要なのは熱中症だけではありません。暑さで水を飲み過ぎたり、夜眠れなかったりすることが心臓に負担をかけるからです。実はそれが心不全や不整脈と言った病気につながることもあるからです。...
2025年8月1日読了時間: 1分
第338号令和7年7月 クリニック便り 夏バテと熱中症
梅雨が明け、夏日の続く暑い日々が始まりました。診察室で「なんとなくだらしい」「疲れやすい」「寝ても寝ても眠い」と言われる方が多くなってきました。急激な暑さに対して、身体が懸命に調節するのですが、なれるのが難しいからです。その一方で、「汗をかきにくい」「エアコンの風が嫌でつけ...
2025年7月2日読了時間: 1分
令和7年5月第337号 帯状疱疹ワクチンについて
最近テレビで盛んに「帯状疱疹ワクチン」の話題が出ています。今年度は帯状疱疹ワクチンの補助が国からもでるからです。そのせいか外来で最近、「帯状疱疹ワクチンは打ったほうがいいのですか?」「どのワクチンを打つ方がいいのですか?」といったことを聞かれることが増えてきました。また身近...
2025年6月17日読了時間: 1分
令和7年5月 第336号 ライドシェアバスが便利になりました
新緑が綺麗な季節になりました。3月から始めた受診予約制度も、ようやく定着してきました。皆さん心配される、「急な用事や急に悪くなった時」予約外でも受診できますし予約変更も可能ですので、安心して お電話ください 。 5月から、別府市内を走るライドシェアのバスのルートが広がり、朝...
2025年6月17日読了時間: 2分
第334回令和7年3月 クリニック便り春に向かっての注意点
3月になり急激に暖かくなってくるようですが、朝晩の寒暖差の大きい日がまだまだありそうです。この時期には特に、以下の3つのことに気をつけましょう。 ① 入浴時のヒートショックに気をつけましょう。お風呂では、湯船に入る前に足を温めると身体全体が暖まります。また自宅のお風呂の場...
2025年4月1日読了時間: 2分
第335号 令和7年4月 クリニック便り 予約制がはじまって
桜があっという間に満開になって4月が始まりました。3月より始まった予約制は、一ヶ月たって、「待ち時間が短くなった」と皆さんおっしゃって下さいます。一方で、「具合が悪かったり、都合がつかなかったり忘れたりしたらと思う」という不安を持たれている方もおられます。予約のない方であっ...
2025年4月1日読了時間: 2分
第333号 令和7年2月 3月から始まる診療予約について
1月下旬からアレルギーの季節がそろそろ始まりました。さて、いよいよ3月から診療の予約制が始まります。といっても、予約の方しか受診できないわけではありません。お待ちいただければ受診できます。ただし、予約の方が優先となります。予約制により今までより、待ち時間が短縮できます。...
2025年2月5日読了時間: 2分
第332号 令和7年1月 明けましておめでとうございます。
今年は、大きな災害や事故もなく世の中は穏やかなお正月を迎える事ができました。 クリニックでは、この正月休みの間の電話連絡は十数件足らずありましたが、特に重症の患者さんも無く、訪問診療の患者さんも落ち着いており、皆さんがつつがなくお正月を迎えられたことに、私自身も幸せを感じま...
2025年2月5日読了時間: 1分
第330回 令和6年11月11日 今月から空腹時採血は予約になります
最近、処方日数が伸びたため検査が集中し、検査の方を長くお待たせすることが増えてきました。空腹のまま長時間お待たせすることを減らすため、 空腹時採血の方のみ 今月から予約を開始しました。随時採血及び心電図やレントゲン検査は今までどおり現在の所、予約はできません。しかし、今後検...
2024年11月12日読了時間: 1分
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