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第338号令和7年7月      クリニック便り 夏バテと熱中症


梅雨が明け、夏日の続く暑い日々が始まりました。診察室で「なんとなくだらしい」「疲れやすい」「寝ても寝ても眠い」と言われる方が多くなってきました。急激な暑さに対して、身体が懸命に調節するのですが、なれるのが難しいからです。その一方で、「汗をかきにくい」「エアコンの風が嫌でつけていない」「毛糸の長袖を着ている」暑さを感じにくい方もおられます。暑さを感じないだけで、自分は大丈夫と思いがちですが、いつの間にか熱中症になっている危険性があります。暑い日中に草取りや畑仕事をする方がいらっしゃいます。

「少しだけだから」「昔からやっているから大丈夫」と思っても身体は年々暑さへの抵抗力が弱くなってきています。

大事なことは休むことを後回しにしないことです。

どうぞ無理はしないで下さい。

キーワードは「こまめに」です。

もうちょっとここまでやりたいと思っても、無理せずこまめに休憩を取りましょう。そしてこまめに少しずつ水分をとりましょう。また、エアコンを上手に使って体温を調節しましょう。そしてこの夏を乗り切りましょう。 

 
 
 

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