第339号 令和7年8月 暑さと水と心疾患
- watanabenjclinic
- 8月1日
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今年は早くから猛暑が続いています。暑い夏に注意が必要なのは熱中症だけではありません。暑さで水を飲み過ぎたり、夜眠れなかったりすることが心臓に負担をかけるからです。実はそれが心不全や不整脈と言った病気につながることもあるからです。
水の飲み過ぎが心不全につながる一方で、水分をとらないために脳梗塞や心筋梗塞をひき起こす事があります。ですので、自分にとって適切な水分量を意識しておきましょう。必要な水分は、日常生活の出来事によっても変わります。例えば、お墓の掃除や草取りなどで汗をたくさんかいたときには水分や塩分摂取量が変わってきます。生活スタイルに合った適切な水分量をちょっと考えてみましょう。わからない時は、私やスタッフにご相談下さい。
また暑さをそれほど感じない時でも快適な室温調節で睡眠の質を上げましょう。そしてこの暑い夏を一緒に乗り切っていきましょう。
~ワンポイントアドバイス~
暑さで水道の水が熱くなっています。そのため朝起きて使い始めの水道水で食中毒を発生したかもしれないというニュースがありました。朝、使い始めの水は洗い物などに利用し、飲み水は避けましょう。
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