top of page

第321号 2月 低体温症にご注意

  • 2024年2月29日
  • 読了時間: 1分

今年は寒暖差が激しい日々が増えています。そんな中、石川県の震災の後から、「低体温症」についての報道を耳にすることが増えたように思います。

低体温症は身体の奥から冷え切ってしまう状態です。そのため、意識障害を起こしたり、死に至ることもあります。北海道では、低体温症で48人の方が室内で亡くなっています。ところが、その北海道よりも、大分県の室内の平均温度は低いのです。

低体温症のリスクを防ぐため、「室温を18℃以上に保つ」ことをWHO(世界保健機構)は推奨しています。室温が低くても寒いと感じない、「私は寒さに強い」とおっしゃる高齢者も多いようです。しかし、そんなとき、血圧は高くなっています。温度が下がると循環器疾患(脳卒中・心筋梗塞・心不全・大動脈解離など)を引き起こします。寒さを感じなくても温度計を見て、自分の体感のずれを修正しましょう。そして室温の調整を心がけるようにしてください。

対策は予防のためにも部屋を暖かくしましょう。

 
 
 

最新記事

すべて表示
第350号    令和8年7月号            食中毒にご用心!

7月になり本格的な梅雨に入りましたね。この時期は湿度が高く、気温も上がり細菌が増えやすいため、腹痛や下痢、嘔吐など食中毒が疑われ、消化器科を受診する患者さんが増えます。うちの患者さんでもこの時期、定期受診の際に、「動悸よりもおなかを壊して消化器を受診した」とおっしゃる方が増えます。 高齢になると、食中毒をきっかけに脱水を起こし腎臓の働きが悪くなったり、心臓に負担がかかって心不全を起こして受診するこ

 
 
 
第349号      令和8年6月             ~梅雨の時期の「かくれ熱中症」~

先日、梅雨に入る前にとスタッフみんなでクリニックの大掃除をしました。曇り空のムシムシする午後です。そよ風がかすかに吹いています。窓を開けてエアコンをかけながらみんなで取り組みました。小一時間して、「汗もそんなにはかいてはいないけれどそうだ皆さんにもお伝えするように、水を飲まなくちゃ!」とペットボトルを口にしたらあっという間にボトル半分飲んでしまいました。あのままだったら脱水になっていたかも?と思い

 
 
 
第348号     令和8年5月          実は家庭血圧こそが大切なのです。

皆さんは、自宅で血圧(家庭血圧)を測っていますか? 血圧は診察室だけでは本当の血圧の値がわかりません。クリニックで正常でも家では高い(隠れ高血圧)、逆にクリニックだけ高くなる(白衣高血圧)ということはありませんか? 自宅で血圧測定をして受診してくだされば、私があなたの日々の血圧を知ることができます。つまり、診察室だけでなくあなたの生活での血圧を、わたしが把握することができるのです。 みなさんの家庭

 
 
 

コメント


bottom of page