第264号 食中毒に注意しましょう
- watanabenjclinic
- 2019年7月1日
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いよいよ梅雨に入りじめじめしたシーズンの到来です。気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨時には、細菌による食中毒が増えます。
食中毒の原因となる細菌の代表的なものは、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラなどです。
食中毒を防ぐためには、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物についた細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つのことが原則で、その対処は以下の通りです。
(1)菌をつけない=手を洗う!
(2)菌を増やさない=冷蔵庫で低温で保存する!
(3)菌をやっつける=加熱処理!
菌を死滅させるには75℃で1分以上加熱することが大切です。なお、腹痛下痢嘔吐など食中毒の症状が出たら、下痢止めは使わずに早めの受診をお勧めします。
先日、職員旅行で明太子工場を見学してきました。その徹底した清潔に関する配慮は見事なものでした。一番の対処は手洗いです。まずは、こまめな手洗いを心がけましょう。
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